マイルミチ

旅と食事とそのキロク。

(石川:能登)「ふらっと」の朝食で能登の郷土料理を頂く

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「ふらっと」では、ディナーは能登の郷土料理と融合した個性的なイタリアンで満足度が高いのですが、朝食は能登の郷土料理が頂けるということで、楽しみにしていました。

 

宿泊している離れから、ダイニングルームが有る本館へ向かうこの道の雰囲気に、朝から癒される、、、。この小道の雰囲気、最高です。

 

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朝日が入って明るいダイニングルーム。「能登キリコ」 の模型が乗っているテーブルには能登の作家さんの食器などがおいて有り、その場で購入することが可能です。昨晩のディナーで出てきたような食器も有りました。

 

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 囲炉裏ではいしりを塗ったご飯である海餅(かいべ)と「こんか鯖」を焼いていました。

 

葉っぱに乗って焼かれているのは「こんか鯖」です。北陸地方の保存食で、鯖を糠などと一緒に発酵熟成させたものです。今回は3年物とのこと。焼かれた香ばしさと、熟成された旨味で、ごはんが止まらなくなる一品です。

 

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程なくして、焼き上がりましたので、本日の朝食です。朝から立派な「和食」 を食べると元気が出ますよね。

 

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お味噌汁は合鹿椀(ごうろくわん)という輪島塗の元になったと言われている漆器椀です。見るからに素晴らしいですよね。これもまた、朝からテンションが上がりました。 

 

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香ばしく焼けたいしりごはん。お米は能登のこしひかり。見た目通り、美味しいに決まっている一品です。 

 

 

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お漬物。しっかり漬かっていて、これまたごはんが進みます。梅もまさに丁度良い塩梅。 

 

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お豆腐の上に自家製「ゆうなんば」。「ゆうなんば」は自家製の柚子と塩、国産唐辛子で作るそうですが、 少しでも香り豊かなうえにピリリと辛く、色々な薬味に使えそうでした。

 

日本国内を旅行している、という気分が高まる最高の朝食、ご飯のお供の波状攻撃に、おかわりは不可避となり、朝から大満足の朝食となりました。

 

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ちなみに、色々な場面で活躍していた自家製「いしり」、自家製柚子胡椒「ゆうなんば」、部屋ポットに入っていた美味しい「杜仲茶」はお土産でも販売されていました。今回は自家製「いしり」を購入したので、色んな料理に使ってみようと思います。

 

ということで、すっかり満喫した「ふらっと」での滞在もここまで。ゆっくりと流れる時間の中ですっかりリラックスしながら、美味しい料理が頂ける、素敵な滞在となりました。

 

また、しばらくしたら、この雰囲気と料理が恋しくなって、再訪していることでしょう。

 

ふらっとの概要などは以下の記事にて。 

www.mairu-michi.com

 

ふらっとのディナーは以下の記事にて。 

www.mairu-michi.com