豆腐ににがりを加えて固めた後、ざるの上で水切りすると、柔らかく大豆の風味が残った豆腐になり、豆腐本来の美味しさを味わうことが出来ます。それを「ざる豆腐」として最初に売り出したのが、佐賀県唐津にある「川島豆腐店」です。
こちらではレストランも併設されており朝から昼にかけて「豆腐料理かわしま(ミシュラン佐賀:ビブグルマン)」として豆腐尽くしのコースを、夜は「日本料理 会席 かわしま(ミシュラン佐賀:一つ星)」として会席料理を提供しています。
今回は朝ごはん代わりに「豆腐料理かわしま」を訪問しました。予約は8時、10時、12時のいずれかの選択制で、ざる豆腐が出来立ての8時や水分が十分に切れて旨味が凝縮される12時、がお勧めとのことです。(が、今回は、旅程の都合で一番中途半端な10時に訪問となってしまいました、、、)
店内に入ると、さっそく「ざる豆腐」が スタンバイしていて、「おお!」となりました。
(豆乳 おから炒り 胡麻豆腐)
豆乳を飲んで、豆腐尽くしコースのスタート。胡麻豆腐は山葵と、おからもシンプルで優しい味。
(ざる豆腐)
続いて、「ざる豆腐」の登場です。 お代わり自由。まだ温かくふわふわで、豆腐本来の旨味を感じることが出来る、豆腐屋さんならではの一品。余計なものは不要なので、塩で頂きました。
(焼き魚:太刀魚)
今回の焼き魚は太刀魚でした。この時期の太刀魚はしっかり脂が乗って美味しい。
(厚揚げ)
揚げたての厚揚げに醤油をかけて、ハフハフ、、、良いですよね。
(味噌汁)
もちろん味噌汁も豆腐入り。味噌汁を飲むと、ほっとする仕組みって偉大ですよね。
(うずみ豆腐 香の物)
温めただし汁に豆腐を埋めて、麦粥をかけたもの。さらさらとお茶漬けのように頂きます。味付けは、かなり薄味で、素材そのものの味を楽しみます。
(デザート)
デザートは 豆腐のブランマンジェ。デザートまでぬかりなく、豆腐です。普通にデザートとして美味しかった。
ということで、朝から豆腐三昧のコースで豆腐を満喫しました。豆腐屋さんならではの「ざる豆腐」から、拘りの豆腐料理は、流石でした。
個人的には、押し寄せる豆腐の波状攻撃に少しひるんでしまい、「そこまで豆腐好きでは無かったかも、、、」という新たな発見が有りました(笑)。
豆腐を愛する方、とにかく豆腐が好きな方、にはここでしか食べる事が出来ない豆腐料理が有りますので、唐津を訪れた際には、選択肢としてお勧めだと思います。
美味しいお店を探して、今日もゆく。また、次回の美味しいお店でお会いしましょう。
【川島豆腐店】
アクセス:JR唐津駅徒歩3分
営業時間:8時・10時・12時の3スタート制
定休日:日曜日
予約:TEL、公式Webページ経由
TEL:0955-72-2423
Webページ: 川島豆腐店 | こだわりのざる豆腐
予算:1500円、2000円、2500円の3コース(全て税抜き)
(その他)ミシュラン佐賀2019:ビブグルマン