定期的に湧き上がる「焼鳥食べたい欲」。今回は「美味しい焼き鳥を食べたい欲」が強かったので、大阪福島の「かしわや闘鶏」へ。
こちら、完全予約制です。そして、電話での予約の際に注意事項が告げられます。その注意事項は、
・予約時間には全員集合、遅刻厳禁
・携帯電話での通話禁止、全面禁煙
・大声での会話は控える
・香水、整髪料、など強い香りはNG
・混雑時は料理の提供に時間が掛かること
などなど。初回は少し驚きますが、実際にお店を訪問すると、ご主人の美味しい鶏料理を食べて欲しいという思いからの注意事項だと分かり、特に気になりません。
何より提供される鶏料理が本当に美味しいので、みんなでワイワイ、という使い方は出来ませんが、少人数で美味しい焼鳥を落ち着いて食べたい、という時には最高の選択肢となります。
本日の注文は「お造り盛り合わせ」、「焼鳥7本コース」、「野菜5本コース」にて。
<本日の突き出し>
ジャガイモ、玉葱、ナッツなどにパクチーなどのアジアンテイストのもの。
<お造りの盛り合わせ>
肝、心、ソリレスたたき、3日熟成の胸肉つくり。
お造りは見た目で美味しいかどうかわかりますよね。肝、ココロは臭みは無く、ソリレスと胸肉の旨味が染み渡ります。
<ささみ 梅 紫蘇>
こちら、見た目も美しいですが、絶妙に火入れされたささみの旨味に、しびれました。最高の幕開け。
<高知産万願寺とうがらし>
先端部分は辛く、実の部分は驚くほどジューシー。
<肝の塩焼き>
大ぶりな肝。しっかり肝を味わうことが出来ます。山椒をアクセントに。
<せせり>
これまた絶妙な火入れ。ボリューム的にも満足。
<熊本産丸オクラ>
味が濃いオクラ。オクラのネバネバと良い感じの青臭さ。
<心>
ケースに入っている状態の見た目から分かる新鮮さで、焼いても美味しいに決まっていると思っていましたが、やはり美味でした。
<ズッキーニ>
とんでもなくジューシーなズッキーニとトマトのソース。食べる前の想像通りイタリアを感じながらも、しっかり「和」。ん?何言ってるんだ?という感じですが、そうとしか表現できない、、、笑
<塩つくね>
タレよりも塩つくねの方が鶏の旨味を感じることが出来るから好きなのですが、こちらはレアな焼き加減かつ、レバー(?)のような濃厚さが感じられ、素晴らしいです。
<八尾産枝豆>
これ、めちゃウマです。ぷりぷりの豆と旨味。無限に食べることが出来るお味。
<砂肝>
こちらも焼く前から惚れてしまう新鮮さ。まん丸プリプリで旨味たっぷり。
<長芋>
香ばしく炭火で焼いた長芋を自家製「あおさわさび」と共に。写真手前の「あおさわさび」が美味しすぎで、持って帰りたくなりました。これは絶対、色々なものに合う。
<手羽先>
焼鳥コースのシメは手羽先。外はパリパリ、中は旨味が詰まった肉汁たっぷり。シメに相応しい一品。
コースはここで終了ですが、もう少し、食べたくなったので、追加。
<皮>
やっぱり食べたくなる皮。パリパリで美味しい鶏の皮です。
<じゃが芋・アンチョビバター>
どこのジャガイモか聞けなかったですが、丁度良い甘さのジャガイモとアンチョビバターがベストマッチ。
<ぼんじり>
ぼんじりも好きなメニューの一つです。コリコリ控えめのプリプリタイプでした。
今日も美味しい焼鳥と野菜の波状攻撃に大満足。
<イチジク>
デザートはイチジクの炭火焼。炭火で香ばしくなったイチジクがこんなに美味しいとは、、、。一瞬で無くなりました。おかわりしたかった。
いやー美味しかった!
安くて美味しい、みんなでワイワイという焼鳥も勿論良いですが、注意事項が気にならない方、こだわりの調理で料理の提供に時間が掛かることを許容出来て、美味しい焼鳥を静かにゆっくり楽しみたい、という場合には、最高の選択肢になると思います。
予算としては、お造り盛り合わせ2千円前後、串7本コース1,800円、野菜5品コース1,500円と追加分の焼鳥、ドリンク代となります。一品、一品の完成度が高く、満足度も高いので、納得できる値段かと。
鶏は宮崎産、鹿児島産、但馬鶏の肉質が近いものを、その時々で使い分けているということですが、いつ食べても美味しいので、焼鳥は、鶏肉自体は勿論、その状態の見極め、そして、焼きが重要という事を気付かせてくれるお店です。
また、美味しい鶏をじっくり食べたくなったら、訪問しよっと♫
それでは、また。次回の美味しいお店でお会いしましょう。
【かしわや闘鶏(しゃも)】
住所: 〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7丁目5−20 びびる 1階
アクセス:阪神福島駅すぐ近く、JR新福島駅徒歩5分
営業時間:18:30-24:00(火曜日のみ19:00から)
定休日:月曜日
予約方法:営業日の14時から18時に電話。当日予約のみ当日可能
電話:06-6452-4705