今回の旅行記は「チミケップホテル」の紹介をお届けします。
「チミケップホテル」?
北海道東部チミケップ湖のほとりにある、開業は1987年という歴史の有るホテルです。創業当時にリゾートホテルとして話題になったこともあるそうなので、聞いたことが有る方もいらっしゃるかもしれません。
「チミケップホテル」は、現在「オーベルジュ」として営業しています。
「オーベルジュ」?
「オーベルジュ」とは「宿泊設備を備えたレストラン」のこと。通常のホテルとは違い、レストランがメインというコンセプトです。
それでは、何故、今回の旅で「チミケップホテル」に宿泊したのでしょうか?
それは、風の噂(?)で「レストランでのディナーがとんでもなく素晴らしい」ということを聞いたからです。
さっそくレストランの紹介をしたいところですが、その前に、、、今回の記事では、まずは「チミケップホテル」の部屋、ホテルの素晴らしい雰囲気などを紹介します。
チミケップホテル概要
住所:〒092-0358 北海道 網走郡津別町字沼沢204
部屋数:全7室
開業年:1987年
チェックイン:15時
チェックアウト:10時
アクセス:女満別空港から車で約70分、北見駅から車で約40分。
※車でのアクセスについては、事前に周辺道路の通行止め等、ホテルへ確認しましょう。
無料送迎:11月1日から4月27日は北見駅から無料送迎有。
※無料送迎は事前予約が必要となります。
公式Web:http://www.chimikepphotel.com/
チミケップホテルへのアクセス
最寄りの空港が「女満別空港」、さらに空港から車で約70分掛かりますので、決してアクセスは良くありません。いや、はっきり言って「悪い」です。
しかし、その「アクセスの悪さ」は、逆にホテル周辺の「自然のまま」という素晴らしい環境を期待させるものでもあります。
女満別空港から約40分程度走ると、ホテルへの道は未舗装の山道になります。
途中、本当に正しい道なのか不安になるほどの山道を進みます。
「1本道なので間違えるはずないよなぁ、そろそろホテルが出てくるはず、、、」
という突き当りで、この看板が出てきて、ほっと安心しました♪
看板を過ぎると、ほどなくホテルが見えてきて、到着となります。山奥の隠れ家、という雰囲気ですね。
チミケップ湖
「チミケップホテル」はその名の通り「チミケップ湖」のほとりに有ります。
「チミケップ湖」は周囲7キロほどの小さな湖ですので、観光開発などの手が入っておらず、自然そのまま、という素晴らしい湖です。
湖を眺めているだけでも、非常に豊かな気持ちになりますが、「チミケップホテル」では、カヌーのレンタルも可能です。
カヌーで漕ぎ出せば、誰も居ないチミケップ湖を貸し切りです。これは素晴らしい経験だと思います。オールも慣れれば問題なく使えました。レンタル料金は1時間2,000円です。利用は先着順ですので、必ず利用したい場合は事前予約がベターです。
カヌーの他に、マウンテンバイク1台1時間1,000円、ルアー釣り1台1時間1,000円のレンタルも有ります。マウンテンバイクで湖の周りをサイクリング、というのも楽しそうですよね。
チミケップホテルの雰囲気
こちらが正面。開業から30年を超えているとは思えない素敵な外観です。
こちらは湖側の雰囲気です。
そして、お楽しみのディナーを頂くレストランがこちら。カジュアルな雰囲気で落ち着いて料理を堪能することが出来る空間でした。
レストランの横には暖炉とソファーのコーナーも。ゆっくり読書などが出来る空間となっています。
チェックインはこちらの暖炉の前で。十勝の黒豆茶とハッカ入り甘納豆と共に。
それでは、部屋へ行きましょう。
部屋について
部屋の種類は4種類です。和室のみ1階で残りは2階となります。
ダブルルーム(15平米)1部屋
ツインルーム(20平米)4部屋
デラックスツインルーム(40平米)1部屋
和室 1部屋
今回は一番コンパクトな「ダブルルーム」に宿泊しました。
15平米なのでコンパクトにまとまっている部屋です。こちらの部屋にはリラックスする為に、TVも時計も有りません。
ティーセットはクッキーと共に用意されています。
冷蔵庫も完備。水は無料、お茶は¥200、ビールは¥300です。
バスルームはユニットバスです。温泉などが有るとテンションが上がるところですが、レストランに特化した「オーベルジュ」ということで、仕方のない部分かと思います。
参考までに、こちらはツインルームの雰囲気です。20平米ですので、やはりダブルルームよりもスペースに余裕があります。
三匹の仲間について
突然ですが、ここで、チミケップホテルで飼っている3匹の犬を、紹介だわん♪
まずは終始じっとしていた「CHIMI(チミ)」ちゃん。
続いて、終始ワンワン嬉しそうに吠えて動き回っていた「KEPP(ケップ)」ちゃん。
そして、最後に愛らしい表情が素晴らしくて、虜になってしまった「レイク」ちゃん。
3匹合わせて「チミ ケップ レイク」ですね♪
まとめ
ということで、今回は「チミケップホテル」の 雰囲気、部屋の紹介をお送りしました。
もちろん滞在のメインはレストランでのディナーなのですが、人の手が入っていないチミケップ湖の雰囲気は素晴らしく、日ごろの喧騒を忘れてゆっくりするには最適のロケーションだと感じました。
たまには、何も考えずにゆっくりする為に旅に出るのも良いものですよね。
さて、次回の記事では、メインイベント、レストランでのディナーのレポートをお届けしていますので、是非ご覧ください。
以上、ためたろうでした。