パリでミシュラン一つ星を獲得した吉武シェフが、2018年末に博多ふ頭ベイサイドプレイスの2階にオープンした「Restaurant Sola<ソラ>」。
たちまち話題となり、オープン1年後に発表されたミシュラン福岡2019でも当然のように一つ星を獲得しました。また、吉武シェフは、35歳以下の料理人のコンペ「RED U-35」で2014年にグランプリを獲得という素晴らしい経歴も持っています。
そんな経歴も納得の素晴らしい料理の数々と、生き生きと働くスタッフの方々の温かい雰囲気で、自然と笑顔になれるのが、「Restaurant Sola<ソラ>」なのです。
今回も予約はカウンター席。素晴らしい料理を作る過程を見ながら、出てきた素晴らしい料理を食べるという、「食いしん坊」 にはたまらない席です。例えばお肉を育てている(じっくり焼いている)様子をずっと眺めていて、それがいよいよメインで出てきたら、美味しさも一段階アップすると思いません?(笑)
メニューの最初のページにシェフからのメッセージ。幸せなご飯は明日への活力、大賛成です。
<Amuses Bouches>
どのレストランでもアミューズはワクワクしますよね。
<いくら チーズタルト>
まずは一度見たら忘れない「いくら」から。春巻きの皮、アボガドのムースの上にいくらを並べたもの。手に取って食べれば、一品目から笑顔がこぼれます。チーズタルトはかなり匂いの有る(ブルーチーズ?)もの。クセのあるチーズ大好きなので、最高のスタート。
<蛸>
タコとハナビラダケの藁焼き。 藁の香りが良いですね。
<鮑と茄子>
ジャガイモのピュレと鮑と茄子。鮑と茄子で和を感じますが、じゃがいもでしっかりとフレンチに。
<オマール海老と自家製ハム>
蓋を開けると煙が出てくる玉手箱ライクの演出。桜チップで燻製された自家製ハムがとても美味で驚く。帰りにシェフにどこの豚さんか聞いたのに、失念、、。ハムの下にはオマール海老が隠れています。
<ハタ>
ハタの上にパプリカ、レンコン、ミョウガ、ドライトマトが美しく盛り付けされています。ソースはレモンと本わさび。キャビアは、、、
こちら。プラス1500円の追加となっています。美味しいので、いつも追加してしまいます。
<穴子>
さくさくアナゴに根セロリのシャキシャキ、ねっとりフォアグラの濃厚さ、一番上にインカのめざめ(じゃがいも)。
<本日の鮮魚>
甘鯛の上に、アスパラ、水前寺菜、大葉のオイル。
<鴨>
今日のメインは鴨。白いソースはマロン。つくね風の骨を刺したお肉もあり、大満足な一品。
<マンゴー>
美味しい料理を夢中で食べていると、あっという間にデザートに。紅茶のカタラーナ、マンゴー、ココナッツのアイス。こちらのデザートは、いつも美しく、そして、おっ!と思わせる美味しい一品が出てくるので、楽しみです。奥に見える珈琲は450円で追加しています。
<和梨とマスカット ショコラとパッション>
最後までぬかりなく美味しい一品で、本日のコースは終了となりました。
デザートの時に出てきたコーヒーカップが素敵だったので聞いてみたら、シェフが骨董品市で見つけた美濃焼とのこと。
こんなカラフルな美濃焼、良いですよね。二度と手に入らないのが、残念、とのことでした。
なんでも自分たちで作ったり、調達してしまう「チーム吉武」、アミューズで「いくら」が乗っていたこれも、どこかで見たことあるような、、、と思っていたら、仏壇用の使う台とのことで、確かに言われてみれば、、、ですよね。色々と前向きに試行錯誤を楽しみながらやっている雰囲気がお店を生き生きと明るくしているんだなぁと感じます。
ということで、本日も大満足のディナー、楽しい雰囲気と美味しい料理でしっかりと明日への活力を頂きました。
それでは、また。次回の美味しいお店でお会いしましょう。
【Reataurant Sola】
アクセス:バス停「博多ふ頭」すぐ(ベイサイドプレイスの2階)、福岡地下鉄中州川端駅もしくは呉服町駅から徒歩20分
営業時間:18時~20時(ラストオーダー)
定休日:日曜日
予約:TEL、公式Web
Web:Sola Factory co.
TEL:092-409-0830
予算:コース¥10,000++の1種類のみ。キャビア¥1,500、食後のコーヒー¥500前後は追加料金。
(その他)ミシュラン福岡2019:一つ星