飛行機大好きな皆様、こんにちは! そして、飛行機がそこまで好きでは無い普通の方々も、もちろん、こんにちは!!!
突然ですが、「工場見学」ってテンション上がりませんか?僕は無条件に上がります。たとえそこで作られているものに興味が無くても、普段見れない場所が見れるということに、好奇心が刺激され、社会見学的にワクワクします。
ということで(?)、今回は、みんな大好き「ANA機体工場見学」の見学レポートをお届けします。
- ANA機体工場見学ってなに?
- ANA機体工場見学は平日開催のみ?!
- 土日開催の「ANA機体工場見学」がある!!
- それでは、日曜日版「ANA機体工場」ツアーレポートをどうぞ。
- まずは座学とVTR鑑賞
- いよいよANA機体工場へ
- まとめ
ANA機体工場見学ってなに?
ANA機体工場見学の内容は以下の通り。
- 飛行機と整備についての説明(←講師による説明)
- 整備関連のビデオ上映
- 整備作業中の飛行機の見学(←これが機体工場見学)
最初に「講師による説明」があり、次に「ビデオ上映」で、合計30分。最後にメインイベントの羽田空港「ANA機体メンテナンスセンター」の見学が約60分。合計約90分の所要時間となっています。
詳細は以下のANA公式「機体工場見学」ページをご覧ください。
ANA機体工場見学は平日開催のみ?!
機材見学見学の公式ページを見て頂けばわかるのですが、開催は月曜~金曜の平日のみで、各回の定員はMAX80名、料金は「無料」、というのが基本となります。
そして、予約開始は6か月前の同一日9:30から。工場見学は大人気ですので、枠はすぐに埋まっていきます。6か月先にちらほらと空き枠があるかな、という雰囲気。とにかく早めに予約をして予定を開けておく必要が有ります。
一度はいってみたいものの、社会人にとって平日開催のみというのは、正直ハードルが高いなと思っていました。地方からだと、東京まで遠征しなくてはならないので、尚更です。
ところが、何事も「例外」というか、「別メニュー」というか、有るんです、少し違った「ANA機体工場見学」が、、、。
土日開催の「ANA機体工場見学」がある!!
公式ページには、はっきりと「平日開催のみ」と記載されていますが、実は、この世には、土日に開催される「例外的なANA機体工場見学」が存在しています。
それは特別な話ではなく、ANAが公式に「ANAスカイホリデー日帰りプラン 」として、土日に見学できるプランを提供しているものとなります。
以下の画像とリンクは、もう終わってしまったツアーの紹介ページですが、こんな感じで、土日にANA機体工場が見学できるプランが有るんです。
国内ツアー詳細│ANA SKY WEB TOUR│madein現地発着単品プランANA機体工場見学
ここでの一番の注目は、基本代金。通常無料のANA機体工場見学なのですが、こちらは、なんと2500円也。土日に参加できることと引き換えに、費用が発生してしまうのです。
この2500円が高いと思うかどうかは、個人の価値観ですが、それでも土日に参加できるメリットは大きいと、個人的にには思いました。はい。
---------------(2017年3月24日追記)---------------
2017年4月以降は、一部メニューが変わり3500円となったようです。変更点は、子供にはANA整備士制服レンタル、飛行機型シューとソフトドリンクバーがついているようです。詳細は以下リンクをどうぞ。
国内ツアー詳細│ANA SKY WEB TOUR│madein現地観光プランANA機体工場見学
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それでは、日曜日版「ANA機体工場」ツアーレポートをどうぞ。
通常「ANA機体工場見学」ではモノレール「新整備場」駅から、歩いて機体工場へ向かうのですが、この(有料)ツアーは違います。そんなご足労をお掛けするようなことはしません。
集合場所はこちら。羽田空港国内線ターミナル到着出口2番の前。
そこにある「ANAスカイホリデー」のカウンターが集合場所となります。
全員揃ったら、歩いて外に出て、前方に見えるバスへ向かいます。
そして、このバスで「機体工場」までの送迎完備、という訳です。実質このバスの往復分の費用が2500円でしょうか。うーん、安くはない。いや、正直高い。でも、まあ、お陰様で日曜日に見学出来るのだから、良いとしましょう。
ということで、あっという間に楽々「ANA機体工場」に到着。早速記念写真をパチリ。
まずは座学とVTR鑑賞
工場見学の前に、まずは座学とVTR鑑賞なのですが、その前に時間が有り、展示物を写真に撮る時間が有りましたので、なんとなくパシャパシャ。
こういう時、いつもより写真を撮ってしまうのは、なぜでしょうね?(笑)
スヌーピー号の模型。
創立60周年記念機体デザインの模型。
「全日空ボーイング787第一号機の窓の切り抜き」 とのこと。
ANAカラーバージョンのRX-78-2ガンダム。
そうこうするうちに座学及びVTR鑑賞があり、色々と知識を深めることが出来ました。
そして、その際にクイズが有り、土日開催のサービスで(?)、全員正解に誘導して頂き、正解者特典として、全員にお土産が貰えました。
お土産に貰ったのは「REMOVE BEFORE FLIGHT」タグ。旅行鞄につけてみようと思います。
いよいよANA機体工場へ
それでは、いよいよANA機体工場へ向かいます。安全の為にヘルメットの着用が義務付けられており、ヘルメットを着用しての見学となります。
東京ドーム1.8個分という非常に巨大なメンテナンスセンター。
メンテナンス用のタイヤ。中身はもちろん窒素です。
メンテナンス用のジャッキ。
ボーイング777のエンジン交換用キット。中身が見てみたかったです。
何らかの固定用のふた?
本当に広い空間となっています。
え?飛行機の写真が見たいって?見学用に飛行機を準備する訳にはいかないので、そこは運に左右されるんです。今回も2機見れる予定が、1機は出て行ったということで、係員の方々が残念がっていましたから。。
今回の見学で1機だけいた、貴重な787のおしり。
横からの雄姿。改めて近くで見るとやはりテンションが上がります。
メンテナンス中のエンジン。
まあ、飛行機の写真はご自身が実際に参加してからのお楽しみ、ということで。。
こちらは、広い工場内を移動するために使用している自転車。番号とポケモンのキャラクターが識別用に(?)それぞれついていました。
何かに使う何か。
そして、工具箱コーナー。それぞれ番号で管理されています。中身もすべて箱と同じ番号が付いていて、紛失した場合は出てくるまで帰れないそうです。今回飛行機が1機しかいなかったので、特別に工具箱の中を見せて頂いたのですが、その写真はブログ掲載NGでした。やはり、色々と機密事項等あるんでしょうね。
まとめ
ということで、今回は念願の「ANA機体工場」に参加したレポートをお送りしました。
通常は平日開催のみですが、有料で土日に参加できるツアーが有るという事は、意識しておくと、選択の幅が広がると思います。
土日に行きたい方はANAツアーのページをチェックしてみて下さい。(その他、ANA株主向けにも抽選で土日の特別ツアーが用意されています)。
普段は見れないところが見れる工場見学、ウロウロしていると、色々と興味深いものが見れて、本当に楽しかったです。次回が有れば、もう少し飛行機が有る時に見てみたいですが、こればっかりは仕方ないですね。何が見れるかわからないのも、工場見学の醍醐味かもしれません。
以上、ためたろうでした。
※「ANA機体工場」の写真をブログ等にアップする際は、ANAによる事前確認が必要となり、許可された写真のみ掲載することが出来ます。
羽田空港 国内線ANAスイートラウンジについては、以下記事をどうぞ。
羽田空港 国際線ANAスイートラウンジについては、以下記事をどうぞ。