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(台湾・台中) 素敵なモダン建築「東海大学の路思義教堂(ルース・チャペル)」 見学レポート

今回の台湾旅行では、台湾初の私立大学として設立された「東海大学」を訪問しました。

 

観光なのに、何故大学に?という疑問が出てくると思いますが、目的は大学内にある路思義教堂(ルース・メモリアル・チャペル)」という「教会/チャペル」を観ることです。

この「協会/チャペル」が非常に素敵なモダン建築として評判になっており、この目で一度観てみたかったのです。

 

東海大学「路思義教堂」の場所

住所:台中市西屯區台中港路三段181號

           台鉄「台中駅」から北東へ約10km

・東海大学公式Webページ:http://www.thu.edu.tw/

 

東海大学へのアクセス(行き方)

1)お勧めはタクシーもしくはUBERです。台湾旅行ではタクシーを活用すると時間を有意義に使えます。台中ではUBERも問題無く使えましたので、UBERユーザーの方はUBERを使っての移動が快適だと思います。

 

2)公共交通機関の場合、バス利用となります。

  1:高速鉄道で「台中駅」から台中客運バスの69番で「台中栄総」下車

  2:台鉄で「台中駅」から台中客運バスの60、88、147番で「台中栄総」下車

 

東海大学「路思義教堂」レポート 

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「東海大学」の校門を一歩くぐると、 緑が美しい小道を通って奥へ進みます。

 

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「東海大学」には農学部も有るという事で、放牧された牛もいました。

 

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ん?動かない??実はこれ、パネルで出来た牛のオブジェでしたモー。

 

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そうこうするうちに見えてきました!今回の目的「路思義教堂(ルースチャペル)」です。

 

路思義教堂(ルース・メモリアル・チャペル)について

「路思義教堂」が出来たのは1963年。建築したのは中国系アメリカ人建築家「イオ・ミン・ペイ(貝 聿銘)」です。ルーブル美術館のガラスピラミッドや香港の中国銀行ビル、を設計した建築家として知られています。

 

地震が多い台湾ということで、地震の揺れに耐えうる構造として、柱を1本も使わず、二つの局面(屋根)を合わせてバランスを取る独特のデザインを考えたとの事。

 

2014年にはアメリカのゲティ基金というところが選ぶ「20世紀を代表する10の現代建築」に選ばれるなど、世界的に有名な建築となっています。

 

協会の中が観たい場合は、礼拝の時間に合わせて訪れる必要が有ります。

【礼拝の時間】

曜日:日曜日

時間:8:30~9:30、9:45~10:45、11:15~12:15、13:00~14:00

 

では、写真によるレポートの続きをどうぞ。

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裏側(?)正面から。宇宙船のようですよね。ずーっと見ていても飽きません。

 

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横から見ると非常にユニークな形ということが、良くわかります。

 

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入口側からのアングル。この日も多くの若者で賑わっていました。そして、とにかく全員が写真を撮りまくっていました。これは写真撮りたくなりますよね。

 

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入口の様子です。「THE LUCE CHAPEL」の文字が。実はこの「協会/CHAPEL」、米国の雑誌「TIME」や「LIFE」、「Fortune」を創刊したメディア王ヘンリー・ルースが宣教師であった父親を記念して建立したものなので、「ルース/LUCE」という名前になっています。

 

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本当にどの角度から観ても絵になる素敵な建築です。しばし見とれていました。

 

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屋根に近付くと、鱗のようなひし形で構成されているのが分かります。

 

ということで、今回は素敵なモダン建築「東海大学の路思義教堂」を紹介してきました。

 

正直建築も台湾の歴史も素人なので、多くは理解出来ていないのですが、ただ観るだけでも圧倒される「何かが有る建築物」、ということで単純に凄い、と思ました。決してアクセスの良い場所では無いですが、建築物に興味が有る方は、台中を訪れた際には、是非訪問を検討してみて下さい。

 

以上、台中の街の魅力にすっかり魅了された、ためたろうでした。

 

台中の虹の村。ポップアートに囲まれた「彩虹眷村」については以下記事をどうぞ。