今回の台湾旅行中に台中市にある「彩虹眷村」を訪問してきましたので、レポートをお送りします。
彩虹眷村とは?
「彩虹眷村」は村全体がポップアートに彩られており、台中市の新たな名所として映画のロケ地になるなど、注目を集めています。
この「アート」は村に住む「黄永阜さん(黄じいさん)」というおじいさんが一人で2008年8月頃から「退屈だから」と書き始めたもの。「黄じいさん」はプロのアーティストでは無く、自己流で書きたいものを書いている、というのですから、驚きです。
そして、この「アート」が都市開発で取り壊しの危機に陥っていた「彩虹眷村」を救いました。黄じいさんの「アート」が評判を呼び、台中市長が村の取り壊しを中止したのです。すごいですよね。。
この背景(ストーリー)を知って、村を訪れると、さらに感じるものが多く有るという事で、今も多くの観光客が訪れている、という訳です。
彩虹眷村の場所
住所:台中市春安路56巷
場所:台中市中心部よりも南側、台鉄「台中駅」から南へ10km、台湾高速鉄道「台中駅」の北へ約4kmに位置しています。
入場料/営業時間:普通の村ですので、無料ですし、営業時間も有りません。ただ、普通に生活している空間ですので、常識の範囲内で早朝、深夜の訪問は遠慮しましょう。
「彩虹眷村」へのアクセス(行き方)
「彩虹眷村」は観光地として有名になっていますが、観光客のアクセスとなると基本的にタクシーを利用することになると思います。タクシーで台鉄「台中駅」から約20分、台湾高速鉄道「台中駅」から約10分です。
観光名所として有名になっていますので、タクシーの運転手もすぐに分かってくれますし、「彩虹眷村」からの移動の際も観光客向けにタクシーが数多く待っていましたので、困ることは無いと思います。
勿論、台中市ではUBERも問題無く使えますので、UBERユーザーは活用しましょう。
「彩虹眷村」の雰囲気
この日はあいにくの天気だったのですが、日曜日ということもあり、多くの観光客で賑わっていました。現地の若者も多く、台湾で話題になっているであろうことが伺えました。
このように「普通の村」の至る所にアートが描かれています。
味の有る「アート」ですよね。村でこの「アート」に囲まれていると、ハッピーな気持になってくるから不思議です。
「黄じいさん」は観に来た観光客の幸福を願って絵を書いてくれているとのこと。
オリジナルグッズ売り場も有りました。
ということで、今回は台中の新たな観光名所(?)「彩虹眷村」を紹介してきました。
「黄じいさん」は今も村に住み「アート」を生み出し続けています。台中を訪れた際には是非訪問して、「アートの村」を体感してみて下さい。
以上、ためたろうでした。
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