(最終更新日:2017年2月2日)
航空会社と同じように、ホテルにも会員制度が有ることは、みなさんご存知かと思います。ホテルのロビー等で会員募集の広告を見かけることも多いですし、会員になった方が得なんじゃないか?と気になりますよね。
実際のところ、出張や旅行でホテルによく泊まるのであれば、間違いなく会員になった方が「お得」です。
ということで、今回は有効利用しないのは、飛行機に乗るのにマイルを貯めないのと同じ! そう、とても勿体ない!という、ホテルの会員制度を紹介します。
国内のホテルグループでもポイントが貯まったり、10泊すれば1泊無料などの会員特典が有りますが、外資系ホテルグループの方がオススメです。ちょっと料金高めなのがネックですが。。。
外資系グループを選ぶメリットとしては、世界中に展開していますので何と言っても参加ホテル数が桁違いで海外旅行時も会員の特典をフル活用出来ます。また、高級ホテルもグループ内に持っていますので、普段よりも良いホテルに特典で宿泊する等の楽しみも有ります。ということで、断然外資系グループの会員になることを推奨させて頂きます。
そして、日本にも数多く外資系ホテルグループは進出していますが、ANAマイラーにとってはANAと提携しているIHG(インターコンチネンタルホテルグループ)が一番とっつきやすいと思いますので、今回はIHGを紹介します。
IHGって、どんなホテルが有るの?
上級会員の種類は?どんなメリットが有るの?どうやったら会員になれるの?
予約は公式サイトから?!
という疑問に答えていきます!
1.IHGグループのホテル
日本国内ですと、最高級ブランド「インターコンチネンタル」、ちょっと高級なビジネスホテル「クラウンプラザ」、ビジネスホテル「ホリデイ・イン」「ホリデイ・イン・エクスプレス」「ホリデイ・イン・リゾート」、そしてANAが運営する「全日空ホテル」がIHGグループのホテルとなります。
IHG自体はかなりの規模を誇っており、全世界100か国以上で4500軒以上のホテルを運営しています。
参考に国内クラウンプラザの雰囲気は以下の記事をどうぞ。
頻繁にホテルを利用する地域にこれらのホテルが有れば、登録無料のIHGの会員「IHGリワーズクラブ」に入会して、ホテル会員ライフを始めてみてはいかがでしょうか?
2.上級会員の特典(メリット)は?
特典は公式Webページに用意されている以下の表を見れば一目瞭然です。
3.IHGの会員ランク(会員ステータス)は4種類
CLUB:無料会員。要するに申し込むだけでOKです。
しかし、特典に注目してください。
「ポイント獲得」、「平日の朝刊無料」、「無料インターネット」、これらが登録するだけ活用できます。
宿泊する予定が有るなら、今すぐ登録を!(IHGの回し者じゃないですけど、使わないと損です(笑))
GOLD ELITE:1暦年(ある年の1/1~12・31まで)で10泊、もしくは10,000ポイント
ハードルは低いですが、特典もそれなり、という感じです。
CLUBの特典に加えて、「レイトチェックアウト(14時まで/空室状況による)」、事前に部屋が用意されている「プライオリティチェックイン」と、「ボーナスポイントの加算10%」が特典として追加されます。無料会員「CLUB」に比べて大きなメリットは「レイトチェックアウト」ですね。
PLUTINUM ELITE:1暦年で40泊、もしくは40,000ポイント
いきなり結構なハードルですのでホテル上級会員らしい特典である「客室の無料アップグレード」が追加されます。ホテル側の裁量にゆだねられており確約ではないですが、やはり予約した部屋よりも良い部屋に泊まれる可能性が高いというのは嬉しいですよね。ボーナスポイントも50%になります。
スパイアエリート:1暦年で75泊、もしくは75,000ポイント
今年新設された最上級会員です。様々なVIP級のメリットが有るとされていますが、実際のところはまだ完全に明らかになっていません。(というか、ホテル側も探りながらという感じでしょうか)。ボーナスポイントが100%つきますし、選択式の特典として友人を「PLUTINM ELITE」に招待するか、2万5千ポイントを貰うことが出来ます。
ということで、上級会員を目指すにしても何にしても、IHGに関してはまずはとにかく無料会員登録!なのですが、実は重要な点がもう1点。
4.宿泊予約は必ず公式サイトから!
IHGのホテルは楽天やじゃらんでも予約できますが、その場合は上級会員になる為の宿泊実績に加算されませんし、IHGのポイントも付与されません。
また、公式サイトは「最低価格保証」をうたっていますので、一応コスト面でも最安値である可能性が高いです。
さらに、IHGは日本ではANA-IHGとしてANAと提携していますので、公式サイトから予約すればANAプラチナ会員なら基本料金(ベストフレキシブルレート)から5%オフ、ANAダイヤモンド会員なら基本料金から10%オフ、ANA-SFC会員なら基本料金から10%オフに加えて朝食無料+ウエルカムドリンク無料、とお得なサービスを受けることが出来ます!
ということで、SFCの朝食無料は本当にメリットが有るのでいつも活用していますが、正直ウェルカムドリンク券は殆ど使ったことが無い、ためたろう でした。
ホテル会員のポイントについての基本編は以下記事をどうぞ。
比較の為にヒルトングループの会員については以下記事をどうぞ。