マイルミチ

旅と食事とそのキロク。

(台湾・台中)完全予約制のレストラン「中山招待所」でお勧めランチ♪

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台湾旅行での楽しみの一つといえば、「食事」ですよね。街の食堂、屋台、どこに行こうか考えるだけでも、また台湾を訪れたくなってきます。じゅるる。

 

今回の台中訪問の際も、どこで何を食べようか、という計画を立てていました。その際、ふと過去の台湾旅行を振り返ってみると、食堂や屋台を巡って、B級グルメ的なものしか選んでないことに気付きました。どうしてもアジアを旅行していると、安くて美味しいものが多いので、それらに惹かれるのは当然といえば当然なんですが。。

 

そこで、今回は趣向を変えて、いつもと違う「台湾」を感じてみたいと思い、「ちょっとお洒落なレストラン」で「ランチ」をしてみることにしました。

 

選んだお店は、台中の高級住宅地にある「中山招待所(ツォンシャンジャオダイスオ)」というレストラン。

 

完全予約制でメニュー無しというこのお店でのランチはどのようなものだったのか?お味は?雰囲気は?サービスは?などなど、を今回の記事では紹介させていただきます。

 

「中山招待所」について

「中山招待所」は、もともとお医者さんが住んでいた建物を改造したレストランです。 非常にお洒落な一軒家という雰囲気で優雅に食事を楽しむことが出来ます。

 

「中山招待所」にメニューはなく、月替わりのコースのみとなります。お値段はランチ1,480元(1元=約3.55円レートで換算すると約¥5,365)、ディナー1,880元(同レートで約¥6,688)、それぞれサービス料10%が追加となります。

 

料理は地元台湾の食材を使いながら、外国産の食材と合わせたオリジナリティ溢れる多国籍料理です。

 

さて、「中山招待所」の「中山」ですが、これは孫文の号(別名)「中山」からきているそうです。孫文が日本(日比谷公園周辺)に住んでいるときに「中山」という表札を見て気に入ったことから、自身を「孫中山」と号していたとのこと。

 

そのことから、現在、台湾や中国で「中山」がつく「中山路」「中山大学」などの名前は、孫文の号「孫中山」からの命名となります。

 

「中山招待所」にも孫文の写真があったり、ロゴに「孫文」の文字が入っていたり、と孫文を意識していることが伺えました。

 

「中山招待所」の場所  

 

住所:台中市五權西六街27號

TEL:(04)2377-0808

営業時間:11:30~22:00

休業日:無休

公式Webページ:http://www.yet-sen.com.tw/

 

「中山招待所」の外観、雰囲気 

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住宅街に突然現れる「中山招待所」。木に囲まれ、外から中の様子は見えません。

 

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門もしっかり閉まっています。完全予約制なので、近寄りがたい雰囲気です。

 

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「中山招待所」の表札のところにインターフォンがあるので、そこから予約している名前を伝えると、迎えに来て頂けます。中に入ると別世界。

 

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建物に入ると、素敵な台(?)がお出迎え。足が「何らかの足」です。

 

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右を向くと2階へ上がる階段が。こんな家に住んでみたいです。

 

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 食後に見せて頂いた2階の雰囲気。大人数の会合などの場合は2階を利用するようです。

 

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1階の雰囲気。暖炉が有りますね。

 

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子豚の置物にアンティークな時計。他にもお客様が居たので、うろうろ出来ませんでしたが、もっと色々とじっくり見たかったです。

 

「中山招待所」のランチコース

 それでは、お腹も空いてきましたので、ランチコースを頂きましょう。

 

ちなみに、一部かたことの日本語での説明も有りましたが、英語も通じない場面も有りましたので、メニューに関しては推測も入っています。地元の方中心の客層なんでしょうね。公式ページも中国語しかないですし。

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まずはアミューズ。プチトマト(プルーンのような味)とXO醬(?)。

 

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続きましてサラダ。新鮮野菜と塩炭火焼のエビ。このエビがとても美味でした。ドレッシングは桃風味でした。

 

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配膳されてからチキンスープを入れるチキンのしゃぶしゃぶ風。そして、底は茶わん蒸し状。スープは少しパクチー風味でした。

 

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お魚は「鱈」でした。ソースはトマト風味とカレー風味の2種類がかかっていました。レンコンの天婦羅と、ちいさく切ったキュウリがアクセント。

 

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そして、メインのお肉。おいしゅうございました。

 

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そして、デザートてんこ盛り。大満足です。

 

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食後はデザートでゆっくりと。余韻を味わいながら。

 

量も適量でしたし、味も日本人にも合っている味で、何よりこの雰囲気でゆっくり食事が出来る時間が、本当に最高でした。台湾で他に食べれるものを考えると、お安くはないですが、トータルで考えると、コストパフォーマンスは相当良いと感じました。

 

試しにランチで訪れた「中山招待所」ですが、素敵な時間を過ごすことが出来て、大満足という結果になりました。

 

この記事を見て、気になった方は、是非予約してから訪問してみてください。

 

「中山招待所」の予約について

 

台湾のレストランに電話やメールで直接予約となるとそれなりのハードルになりますが、「中山招待所」はWebで予約ができます(台湾のレストラン予約サービス「EZTABLE」のシステムを利用)。

 

公式webページの「線上訂位」から予約ページへ。予約ページでは日本語も選べます。

partner.eztable.com

 

予約ページで、日付、時間、人数を選ぶだけで予約完了。非常に簡単です。

 

なお、予約の際には、EZTABLEにより、携帯電話へのSMS送信による認証が必要になります。

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左側の選択で「日本」を選び、電話番号の最初の「0」を抜いて、電話番号を入れると、SMSにコードが届くので、そのコードを入力すれば認証完了です。

 

ということで、今回は台中のお洒落レストラン「中山招待所」を紹介してきました。たまには台湾でちょっと素敵な時間を過ごすのも、お勧めです♪

 

以上、次の台湾でのレストラン巡りでは、どこ行こう?と候補を検索中、ためたろうでした。

 

台中の新しい観光名所「台中国家歌劇院」については、以下記事をどうぞ。 

 

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